見上げた空に

雲や夕焼け、花など、カメラを向けた物を紹介しています。

荒木健太郎氏のトークイベント

少し古い話になるが、523日に銀座シックス内の銀座蔦屋で行われたトークイベントに行ってきた。

歌川広重没後160年を記念して太田記念美術館と銀座蔦屋書店が企画、太田記念美術館の日野原健司氏がゲストを迎えて行うもので、その第1回のゲストが、私も先読みキャンペーンに参加した『世界でいちばん素敵な雲の教室』の作者で雲研究者の荒木健太郎氏で、テーマは「広重が描いた江戸の空」。

 

今回のイベントは「#銀座蔦屋雲の会」というハッシュタグまで作って、写真撮影OK、実況中継歓迎、質問も受け付け、ツイッターでトレンド入りを狙おう(当日は例の日大監督の会見に注目が集まって トレンド入りはならなかった)というような意気込みで行われた。

 

浮世絵に描かれた雲について、さまざまなアクセスがあったが、一番面白かったのは、美人画の着物に描かれた雪の模様を分析して見せたこと。でも一番驚いたのは、雲を愛するようになったきっかけが人事異動だったということかも知れない。

 

これまでは単なる背景として見ていた浮世絵に描かれた空にも、これからはもっと注目することになるだろう。